ワルファリンKとビタミンKを一緒に飲んじゃダメ?!

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「ワルファリンカリウムとビタミンKを一緒に飲んではいけないのはなんで?」と気になったことありませんか?

目次

  1. ワルファリンカリウムとは?
  2. ビタミンKとは?
  3. 血液が固まる仕組み
  4. なぜダメなのか?
  5. まとめ

1. ワルファリンカリウムとは?

それでは、まずそれぞれが何を意味しているのか簡単に紹介していきます。

まずは、ワルファリンカリウムです。これは、血液をサラサラにするお薬です。 抗凝固薬に分類されるこの薬剤は、心房細動治療後の塞栓症予防のため投与される薬剤です。 作用発現時間は遅く、作用持続時間は長いと言われております。 古くから使われているため臨床データが多く、安価で、腎機能を気にせず使えるという特徴があります。

2ビタミンKとは?

脂溶性ビタミンの一種で、食品からの摂取や腸内細菌による合成(ビタミンK2)が可能です。 作用は、血液凝固、骨代謝(骨を強くする)、血管の石灰化予防効果を担っております。 ビタミンKがよく含まれている食品は、納豆やブロッコリー・モロヘイヤ・小松菜・ほうれん草があり、健康のために積極的に摂取していることが多いです。

3血液が固まる仕組み(止血)とは?

大きく二段階に分かれて進みます。一段階目はその名の通り、一次止血と言い、傷口付近に血小板が集まることで傷口を塞ぐことを指します。しかし、これだけでは脆いので続いて起こる二次止血では、凝固因子と呼ばれるタンパク質達が連鎖的に反応することによりフィブリンと呼ばれる膜を形成し、より強い血栓を作ります。

4なぜ一緒に摂取するワルファリンカリウムの作用を減弱させてしまうのか?

先ほど出てきた凝固因子にはそれぞれ名前があり、中でもⅡ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹは、ビタミンKを必要としているため、ビタミンKの作用として血液凝固が出てきます。ワルファリンカリウムは、このビタミンKと同じ形をして、Ⅱ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹにくっつき邪魔をするため、抗凝固薬やビタミンK拮抗薬と呼ばれています。

椅子取りゲームのようにワルファリンカリウムとビタミンKがⅡ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹの結合できる場所を奪い合うため、ビタミンKのような日常から摂取可能なものがあると、どうしてもワルファリンカリウムは数が少なく負けてしまいます。これによって、ワルファリンカリウムの作用は減弱してしまうのです。

5まとめ

ビタミンKは、血液が固まるときに必要な凝固因子のうちⅡ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹの結合箇所(椅子)を奪い、ワルファリンカリウムが負けてしまうため、一緒に服用してはいけないということをご紹介しました!どうしても納豆が食べたい、どうしてもスムージーが飲みたいと尋ねられた際には、一度薬剤師さんに相談してみてください!

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